リノクラフト株式会社 様

クラフタを使用して施工現場とコミュニケーションされている様子

クラフタ導入前の課題、導入後の活用方法や変化について、代表の今泉さんにお話を伺いました。

【リノクラフト株式会社】

  • 業態:一般住宅・マンション等のリノベーション
  • 従業員数:4名
  • 社外協力会社:約15社

※2021年8月時点

クラフタ導入前の課題はどういったものでしたか?

社外協力業者(番頭さん)や職人さんとの連絡手段がバラバラで、うまく情報共有ができていませんでした。内装屋さんはメール、水道屋さんはLINE、年配の職人さんはFAXと誰に何を共有しているのかよくわからず困っていました。
ツールが統一されていないだけで、ここまで仕事内容の共有に時間がかかるのかと。

社外協力会社さん(番頭さん)や職人さんが感じていた課題はありましたか?

上記と同じなのですが、番頭さんから職人さんへの情報共有ができていないという課題がありました。我々(元請け)から番頭さんへ最新図面を送っても、職人さんにまで共有されておらず、古い図面のまま施工に入ってしまったこともあります。
おそらく、当社以外でも同じような経験をした会社さんがあると思います。

そのようななか、クラフタを使うようになって気づいた「利点」はどこでしたか?

クラフタを導入したことによって、情報共有による齟齬抜け漏れは解消されたと感じております。今までは、バラバラなツールを使っていたことによって、情報の抜け漏れが生じていました。それがクラフタという一つのツールで、情報共有できるというのは誰しもがハッピーになります。

具体的にお伝えします。

これまで、元請け→番頭さん(協力会社さん)→職人さんという縦の情報共有の流れだったのが、クラフタにより横の情報共有になりました。みんなが同じ情報を一つのアプリで確認し、言った言わないの齟齬がなくなり、元請けから職人さんへ直接チャットで指示も出せるようになります。

職人さん同士の横の繋がりがない場合、元請けがどうしても連絡の仲介になってしまいます。そこでもコミュニケーションのロスが生まれ、時間が取られます。クラフタを使えば職人同士の繋がりが自然と生まれ、自分たちでクラフタを通して解決できることが増えます。

結果として、元請け/社外協力会社(番頭さん)/職人の3者間のスムーズな共有によって、コミュニケーションの円滑化が測れるようになりました。

現場の職人さんは、クラフタを導入することに最初懸念など示されていましたか?

私がクラフタアプリの使用を「決めました」というと、皆さん素直にやってくれました。というより、職人さんもやっと導入か…みたいな感じでした。

今までLINEを情報共有として業務使用していたのですが、「仕事とプライベートを分けたい」という悩みを職人さんから聞いておりました。また、ガラケーからスマホシフトも加速していたので、絶好のタイミングで導入ができました。

また、職人さんからしてもさらに利点があり、現場に印刷した図面などを持っていく必要がありません。クラフタアプリで最新図面がリアルタイムでみれるので、スマホひとつで現場に行けるのが嬉しいというお声も聞いてます。

今泉さんが思う、元請けと職人さんがうまく使っていけるコツはなんだと思いますか?

はっきり言えることは、アプリダウンロード後に決して「放置」しないことです。初めてアプリを使用する職人さんは、どんなにシンプルなアプリでも定着までに時間がかかります。なので、多少定着まで時間がかかろうと、使用方法がわからない職人さんがいれば現場で一緒にやってあげるなどの対応が成功のカギだと思います。

機能面に関しても、初めから写真のアップロードなどを求めると混乱する方もいます。そんな方には「クラフタ見るだけでもいいですよ」とお伝えして、とにかくアプリを開く習慣をつけてもらいました。慣れてくると、自分たちで現場ごとに写真をアップロードしたりと、勝手に使ってくれるようになりました。

今後クラフタを使い続けることで、生産性や効率性など向上しそうでしょうか?

一番は「時間」です。
現場の進捗具合が今までリアルタイムで共有できず、わざわざ現場に見に行かないといけませんでした。それが、このクラフタアプリで全ての情報(データ)がみれるので現場へ足を運ぶ回数が大幅に減りました。現場の詳細が知りたければ、職人さんにスマホで撮ってもらってクラフタチャットで送ってもらってます。

また、ちょっとした連絡でも今までは「電話」でやりとりしていましたが、お互い忙しいため入れ違いが生じ、無駄な時間がかかってました。クラフタは案件ごとによる現場の可視化、そしてチャットによるグループコミュニケーションができるため、ほとんど電話することがなくなりました。
約40%の電話削減につながりましたね。

職人さんも、案件詳細が常に最新のものを確認できるので、無駄な連絡がなくなります。図面がみたい時なども、スムーズに確認できますからね。

最後に、クラフタをどんな人に使って欲しいてすか?

現場に行く回数を減らしたい企業様、そしてさまざまなツールで案件共有をしている企業様にぜひ使って欲しいです。驚くほど時短になりますし、職人さんごとに元請け案件をボタンひとつで同じ情報を数秒で共有できるので、使わない選択肢がほんとにないです。

実は、過去に大手さんの施工管理アプリを使用しておりましたが、断念した経緯があります。メリットは機能が豊富なこと。デメリットは機能が豊富すぎること。

クラフタは「機能のシンプルさ」そして「完全無料」がとても当社に刺さりました。
これから施工管理アプリを導入検討している企業様は、本当にそこまでの機能が必要なのか考えてから使用をお勧めします。

完全無料でここまでできればもう手放すことはないと思います。

引き続きクラフタのサービス向上に努めていきます。
貴重なお話をありがとうございました!

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